冒険者ギルドでは、今週に入ってから著しくクエストの依頼を受ける冒険者が減ったと言っている。果たして冒険者たちは何処に行ってしまったのか?
最近、命のやり取りに疲れた冒険者が、スローライフを目指して無人島に移住する事が多くなってきている。近々、無人島に移住予定の冒険者Aさんにお話を伺う事ができた。
記者:
「無人島に移住をすると聞いたのですが。」
Aさん:
「移住できる無人島の情報を入手できたので、近々移住する予定です。」
記者:
「なぜ、無人島に移住を?」
Aさん:
「ガレマール帝国との交戦もギムリトダーク以降一段落していて、冒険者としてあまりやる事がないからですね。また、モンスター相手とはいえ、命のやりとりをするのに疲れました。」
記者:
「無人島での生活に不安はないのですか?」
Aさん:
「無人島と言っても人間が住んでいないだけで、無人島を管理している獣人がいますので特に不安はないですね。」
記者:
「無人島ではどんな生活をされる予定ですか?」
Aさん:
「魚を釣ったり、虫を捕まえたり、果物を育てたり、家を建てたりしたいですね。」
記者:
「エオルゼアでも普通にできそうな事ですね。お話ありがとうございました。無人島生活、頑張ってください。」
無人島へ行く冒険者すべてがAさんのように“命のやりとりに疲れた”わけではないだろう。だが今回取材して感じたのは、無人島移住を選んだ人たちは「幸せの尺度」をもっていること。どんな暮らしをしたいのか。それが実現しやすい場所はどこなのか?そう考えた結果、無人島を選ぶ人がいるのは、ごく自然なことに思えた。
エオルゼア・トリビューン
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