復興用のシチュー不評

 イシュガルド復興事業で整備が完了した「名も無き者たちの広場」で、提供しているシチューの評判があまり良ろしくない。このシチューを提供しているのは、「名も無き者たちの広場」西側にある仮設テントだ。作業を行っている職人向けに食事提供を行っている。

 提供されているシチューは「独特の味がする」「すごい匂いがする」「ぐう、う……」などと言われており、評判は芳しくない。シチューを作っているピンクのコックコートに身を包んだエレゼン職は「頑張っている職人たちに精を付けて貰うために、滋養に良いアレやコレを入れている。アレやコレについては、企業秘密なので教える事はできない」とコメントしている。


 本紙記者の調査により、イシュガルド復興事業で使われている「復興用のシチュー」のレシピを独自入手。このレシピで使われている食材は「復興用の小麦」「復興用の高地天然水 」「復興用の海塩」「レイルの笹身」となっていた。調理師ギルドに問い合わせたところ、このレシピで美味しいシチューを作るのは難しく、アドバイスとして「天然水のところを水牛乳にかえると良い」と教えてくれた。


 調理師ギルドのギルドマスターであるリングサス・デュスファルクシン氏は「調理する時に何より大事なのは、この「舌」だな。 味のわからねぇバカ舌じゃあ、美味いもんは作れねぇ。身体に良いだけなら、それは薬だ。美味しいからこそ料理ってものになるんだ。」と話してくれた。



エオルゼア・トリビューン