ハウジングエリア景観保護条例が撤廃

 先月28日、ハウジング管理組合が施行していた景観保護条例が撤廃となった。ハウジング管理組合とは、各国のハウジングエリアを管理している組合である。


 第七霊災が終わり第七星歴が始まった事により、各地で冒険者の人数が急増した。急増した冒険者が宿泊するだけの客室が用意できなかった各国の冒険者ギルドは、各国政府と連携し冒険者向けのハウジングエリアを用意する事となった。ハウジングエリアの土地の売り上げは、そのハウジングエリアが所属している国の収入になるため、各国はハウジングエリアを独自カラーでデザインし集客に繋げようと試みた。その際、景観にそぐわない他国のデザインの建物の建築は禁止となった。これが景観保護条例である。


 しかし、ハウジング管理組合が用意した建物以外を冒険者が自ら建築した場合、それを規制する事ができず、昨今は東州オサード小大陸との交易が広がりから、ひんがしの国風の城を建てる冒険者が急増。すでに景観保護の名目は有耶無耶になっている事から、景観保護条例を撤廃する事となった。


 今回の法改正により、ラベンダーベッド風の壁にゴブレットビュート風の屋根を付けた建物をミストヴィレッジに建てる事も可能となった。ゴブレットビュートに住むララフェルの冒険者は「好きな組み合わせに出来るようになったらめちゃくちゃ可愛いくできるんやけど!神法改正すぎん!?」と話してくれた。



エオルゼア・トリビューン