スキル回しの大切さ訴える バトル関連シンポジウムが開催

 二年に一度行われるバトル関連シンポジウムが、ウルダハ王政庁の特設会議室で行われました。各種戦闘系ギルドの代表や外部の有識者らが、各種スキル(※1)の見直しや効率化に向けた改革案を提言しました。

 提言をまとめたのは、各種戦闘系ギルドとエオルゼア三国の冒険者ギルドです。冒険者ギルドのアンケートでは、ギルド所属の冒険者4500人のうち、およそ2000人がスキル回し(※2)が難しくて木人を殴った事がないと回答。

 こうした背景から冒険者ギルドは、複雑なスキル回しの簡略化及び効率化を図ることや、同ロールでもジョブごとに分かれていたアビリティ(※3)の共通化などを提言していました。

 今回決まった変更点では、白魔法「プロテス」の廃止や、新技術チャージアクションなど戦闘をより快適に行う事ができるよう調整されました。

 今回のシンポジウムで決定した内容は、各種戦闘系ギルドや各国の冒険者ギルドを通じて冒険者に通達され、今月28日より施行される予定です。


※1:体系化されている技能のこと。体術・魔法に関わらず、一定の経験を積んだ者なら獲得が可能であると各種ギルドが認めた技で、主にギルドが所属員へと指南している。個人的な素質によって使用されている技能についてはこれに該当しない。
※2:スキルを使用し、効率的に戦闘を行う行動のこと。様々なスキルを駆使したほうが効果的な戦闘が行なえると、各ギルドでも日夜研究が行われている。
※3:スキルの中でも、特殊な技能のこと。精神を集中させて発動するものが多いため、戦闘系ギルドの中での使用は少なく、ソウルクリスタルを所持できるほど経験を積んだ冒険者の中で使われることが多い。シンポジウムにギルドマスターだけでなく、有識者も招集されるのはこのため。


エオルゼア・トリビューン