シドという名に込められた想い

 先日発売された人気マウント「レガリア TYPE-G」の販売が順調なガーロンドアイアンワークス社だが、やはりイメージとしてはエオルゼアの空の交通を担う飛空艇の製造、販売、メンテナンスを想像する人が多いのではないだろうか。今回は、そんなガーロンドアイアンワークス社の会長である、シド・ナン・ガーロンド氏の名前の由来に迫ってみる。

 シド・ナン・ガーロンド氏はガレマール帝国出身のガレアン人で34歳。ガレマール帝国の行ったメテオ計劃に反対し、エオルゼアへ亡命をしてきた。そんなシド・ナン・ガーロドン氏の父親は、ガレマール帝国の筆頭機工師のミド・ナン・ガーロンド氏。

 筆頭機工師だったミド・ナン・ガーロンド氏は、息子の出産に伴い名付けを行うにあたって、自らの専門分野である魔導技術で行う航空技術の更なる発展に繋がるようにと、音階でドレミファ「ソラ」の上にあるシドと名付けた。シド・ナン・ガーロンド氏は、帝国ではその名の通り天才魔導技術者として名を馳せ新たな理論を打ち立て、皇帝直属の機工師に指名された。ここエオルゼアでも、飛空艇技術の第一人者として有名だ。


 ガーロンドアイアンワークス社のジェシー・ジェイ会長代行は「大空を翔るシド会長は、まさにソラの上のシドというべき存在。我が社の業績も、空高く舞う飛空艇のようにどんどん上昇していきます。」と話してくれた。



エオルゼア・トリビューン