パゴス帯ホットウォーターでカニと温泉を堪能

 ウエスタンエッジの断崖絶壁を眺めるぜいたくな場所にある、禁断の地エウレカのパゴス帯・ホットウォーターの露天風呂。こんな絶景を独り占めして温泉に入るだけでも幸せなのに、なんと、ぜいたくにも2種類のカニのキチン成分からキトサンを抽出し湯船にかけ流されていて、単なる温泉とは異なる様々な効能が楽しめます。

 2種類のカニのうち、代表的なカニはバル・スニッパー。緑色の甲羅を持ち、グルタミン酸を豊富に含む事から大変美味で温泉に訪れた冒険者たちに人気です。棲息数も大変多く、カニ食べ放題と言われ倒した端から温泉でさっと湯通しをして食するのが通の食べ方。

 そして、もう1種類のカニは大変レアなカニでキングアースロ。王冠を被った巨大な金色の姿をしたカニで、稀に体内からスピードベルトと呼ばれる帯が見つかる事があります。この2種類のカニから出るキトサンによって、解毒・排毒、免疫力の向上、細胞の活性化、血圧調整作用、血管の老化防止などの作用があると言われています。

 温泉の泉質は、単純硫黄泉、pH9.1のアルカリ性。肌触りが柔らかく、癖がなく肌への刺激が少なく入浴すると肌が「すべすべ」する感触があるのが特徴です。自律神経不安定症、不眠症、うつ状態などに効果があると言われています。

 カニと温泉を楽しんだ後は、簡易宿泊所「地熱研究室」に一泊。地熱による暖房を完備してあり、寒いパゴス帯でも暖かく睡眠をとる事ができ人気です。温泉は24時間入浴可能なので、朝風呂から見る日の出は格別です。

 これから寒くなってくる季節、今年の冬は禁断の地エウレカのパゴス帯・ホットウォーターでカニと温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。



エオルゼア・トリビューン