5日の記事「パトゥルジャン・イマム・パユルドゥ」の続き
白さん:
「今回は、お肉無しでレシピ通り作ってみましょ?」
ナイトちゃん:
「しょーがないにゃー。」
白さん:
「で、材料は、ドマ茄子、ギラバニアカロット、ゼーメルトマト、サイクロプスオニオン、ハイランドパセリ、クリムゾンペッパーだね。」
ナイトちゃん:
「じゃあ、まず、食材を一口大に切りますねー。」
白さん:
「ちなみに、このパトゥルジャン・イマム・パユルドゥは『星導教のモンク僧が気絶するほど美味』とあるから、アラミゴ近辺の料理だと思うのよね。」
ナイトちゃん:
「らーるがーりーちとか、かんけいありそうだよね。」
白さん:
「仮に、アラミゴ近辺の料理だとして、使っている食材にドマ茄子があるのっておかしくない?」
ナイトちゃん:
「!?」
白さん:
「ドマ茄子は、東州オサード小大陸のドマ国が原産の野菜なのね。」
ナイトちゃん:
「し、白さん……。」
白さん:
「アラミゴ近辺の郷土料理に遥か遠方のドマ茄子を使うよりも、近東原産のエッグプラントを使う方が理にかなっていると思うのよね。ドマと西方はあまり交流は無かったって、ミナヅキ先生も言ってたし、エッグプラントは黒衣森でも取れるからアラミゴから近場で入手できるしね。」
ナイトちゃん:
「ダメ!白さん!それ以上言うと消されちゃうよ!」
白さん:
「えっ!?消されるって何に!?」
ナイトちゃん:
「ハイデリンの意思に消される……。」
白さん:
「えっ!?じゃあ、もう言わない!」
ナイトちゃん:
「ほっ……。」
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