木造壁式工法でハウジング柱問題に終止符か 木工ギルド

 ハウジングの柱問題。冒険者居住区であるハウジングエリアに建てられた建築物において、多くの冒険者から問題とされているのが、建築物内の柱だ。建築物は通常、耐久性を強く持たせる為に、柱を用いている。柱が無い場合、強風や地震など外部からの強い力を受けた時に、倒壊の恐れが発生する。

 しかし、建物内のレイアウトを自由に行いたい場合、建物内の柱が邪魔になる事が往々にして発生している。この柱問題に終止符を打つべく研究されているのが木造壁式工法である。


 木造壁式工法は、四方の壁4枚と天井と床、合わせて6枚で空間を構成する構造体をつくる方法である。柱や梁で建物を支えるのではなく、壁で建物を支える工法のため、室内がでこぼこのないすっきりとした空間になるのが特徴だ。

 木造壁式工法は、現在ハウジング管理委員会及び木工ギルドで研究の進められている新技術である。耐久面などまだ課題が残っているが、近い将来実用化される事を祈るばかりだ。



エオルゼア・トリビューン