イシュガルド 宝剣フルティング盗難される

 イシュガルドの教皇庁の宝物庫から、イシュガルド指定重要文化財『宝剣フルンティング』が、盗難されていたことが8日、イシュガルド神殿騎士団への取材で分かった。イシュガルド銃士隊が窃盗事件として捜査している。

 フルンティング(Hrunting)は古代イシュガルドの叙事詩に登場する剣。 その名は古イシュガルド語の 'Hrot' に由来しており、これは「突き刺す」を意味している。フルンティングは、叙任式等式典で使用される宝剣で、普段は教皇庁の宝物庫に厳重に保管されている。

 イシュガルド神殿騎士団によると、フルンティングは身幅8cm程度,全長160cm程度。抜き身の状態で保管されていた。イシュガルド神殿騎士団の歩哨の騎士が2日午前3時ごろに、宝物庫が荒らされているのを発見した。宝物庫の扉は7つの鍵で厳重に管理されており、何者かが銃を使って鍵を破壊、持ち去ったとみられる。歩哨は何者かに昏倒させられ、その後数分のうちに犯行は行われた。宝剣のみ持ち去られた事からして、極めて計画的な犯行とみている。

 イシュガルド神殿騎士団のミュースカダン氏は「こんな時期に不祥事はまずい。アイメリク総長の権威に傷が付き、また国が荒れかねん。なんとしても、秘密裏に宝剣を奪還せねば。」と本紙記者に緘口令を引いた。



エオルゼア・トリビューン