ルミナスファイバーに技術革新

 錬金術界に大きな技術革新が起こった。ルミナスファイバーの生産において、生産量が大幅に伸びる技術革新が錬金術ギルドのギルドマスター・セヴェリアン氏によって発見された。

 従来のルミナスファイバーは、グラスファイバーをメテオライトと呼ばれる隕石とドラヴァニア雲海で入手できる樹液結晶によってコーティングをした物だったが、この生産工程において束にしたグラスファイバーの両端は均一にコーティングできない事から、ルミナスファイバーの品質に達していないと破棄されてきた。セヴェリアン氏の新しいコーティング技術により、無駄なくグラスファイバーをメテオライトと樹液結晶でコーティングする事が可能となり、ルミナスファイバー1本あたり従来なら3本のグラスファイバーが必要だったところが、1本のグラスファイバーで生産が可能となった。

 今回の技術革新について、錬金術ギルドのギルドマスター・セヴェリアン氏は「何だお前は……。ああ、さては商人の使いだな?……なに、新聞記者? まさか、お前、私に取材をするというのか!?何たることだ、あの受付め!面倒な用事は一切私に回すなと、あれっっだけ言っておいたのに!新聞記者の面倒なぞ、誰が見るか!私は研究で忙しいんだ。」と取材拒否の姿勢を示した。



エオルゼア・トリビューン