盟神探湯 ーコラムー
ある所にミコッテ少女のモンクと、ヒューラン女性の学者がいました。
ミコッテの少女は、いつもの日課とばかりにマーケットボードの前でぎゅんぎゅんしています。
「モンクってば、本当に頭が悪そう。そうだ、ちょっと揶揄ってやれ。」ミコッテの少女を見ていたヒューランの女性は思いました。
「ねぇ、モンク。これから私が簡単な問題を出すわ。モンクのあなたにでもこれくらいは解るよね?」意地悪そうに微笑みながら、ヒューランの女性はミコッテの少女に話しかけました。
「わかったにゃー。」ミコッテの少女は、自分が揶揄されているのも気づかずに答えました。
その返事を聞いたヒューランの女性は腰にぶら下げた厚い本を手にとりパラパラとページを捲りました。その行為自体には何の意味も無いが、ミコッテの少女は興味津々に見ています。
「クリティカルが発生する確率が50%だった場合、2回連続でクリティカルが発生する確率は25%、3回連続でクリティカルが発生する確率は12.5%ね。それでは、3回連続でクリティカルした場合、4回目の攻撃がクリティカルする確率はいくつ?」ヒューランの女性は、澄ました顔でゆっくりと問題を出しました。
「クリティカルは、するとしないで50%にゃー。」ミコッテの少女は少しも考える事無く答えました。
ララフェルの黒魔導士は言いました。「発勁を使えば80%だよ。」
エオルゼア・トリビューン
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