新生祭最終日

蒼天を越え 光は歩む 無数の星と 新たな旅路

死を拒み 真実を暴く そは冒険者なり

紅蓮を越え 光は進む 無数の友と 新たな旅路

死を拒み 自由を導く そは解放者なり



第七霊災が終わった事を記念した祭事、新生祭が今年も最終日を迎えた。

ガレマール帝国の第VII軍団軍団長ネール・ヴァン・ダーナスが起こしたメテオ計劃から9年。

今年は、帝国領になっていたアラミゴ、ドマの奪還など、激動の1年が過ぎての新生祭。

第七霊災で亡くなった方の追悼の花火も毎年の風物詩となっている。

エオルゼア各地では景気も戻り、人々の笑顔からは第七霊災の記憶も感じられない。

静かな新生祭の会場から、花火を見上げる女性に話を伺った。

「ここから心安らかに、祈る事がわたしにできる事です。記者さんも、これまでに散っていった命へ、鎮魂の祈りをお捧げください。」

そう言うと、女性はそっと目を瞑り、祈りを捧げた。



エオルゼア・トリビューン