唯一の水属性魔法アクアオーラ 禁止か

 エオルゼア冒険者組合が幻術士の「アクアオーラ」の使用禁止を検討していると、近い関係者が明かした。使用禁止の理由としては、最近あまり使われていないという事だ。


 アクアオーラは元来、勢いよく水流を相手にぶつけ、相手にダメージを与えつつ吹き飛ばし、一時的に移動を制限する効果のある水属性幻術魔法だった。しかし、夏場になると海辺で水遊びを行う冒険者が悪ふざけでアクアオーラを人に対して使う事があり事故が多発したため、冒険者組合は第七星暦4年6月にアクアオーラによるダメージを禁止とした。禁止後も、夏場になるとアクアオーラの吹き飛ばし事故が多発し、第七星暦欧州6年6月にアクアオーラによる吹き飛ばしを禁止。その結果、アクアオーラは水をかけて相手を驚かせて、一時的に足止めをするだけの水属性幻術魔法となった結果、だれも使わない魔法になったのである。


 エーテル学に詳しいシャーレアン出身の賢者は「アクアオーラが使用禁止となると、六大元素のひとつ水属性の魔法が皆無となってしまい、エーテル学的にも偏った状況は世界のバランスに良くない影響を及ぼす可能性が示唆されている。アクアオーラにかわる、新たな「ウォータ」系の魔法の開発が急がれる。」と話してくれた。



エオルゼア・トリビューン