土用の丑の日

白さん:

「今日は土用の丑の日で、うなぎを食べると夏バテ予防になるそうです!」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんがブラックイールをつかった料理をするよ!」


白さん:

「ほうほう、何を作るのかな?」


ナイトちゃん:

「ブラックイールの料理といえば、ていばんのイールパイ!」


白さん:

「ほー、うなぎパイね。」


ナイトちゃん:

「で、こちらにかんせーしたイールパイがよういしてあります!」

白さん:

「おー、手際がいい……ってあれ?」


ナイトちゃん:

「ん?白さんどうしたの?」


白さん:

「わたしが思ってたうなぎパイじゃない。」


ナイトちゃん:

「えー、これふつーのイールパイだよ!調理ギルドでおそわったレシピどうりだもん。」


白さん:

「イールパイの材料って何?」


ナイトちゃん:

「パイ生地、ブラックイール、バター、ポポト、ブラックペッパー、クローヴだね。」


白さん:

「そもそも、この赤い断面は何?材料に赤い物は無くない?」


ナイトちゃん:

「ク、クローヴだよ……。」


白さん:

「クローヴの花や実はたしかに赤いけど、スパイスとして使う時は乾燥させて使うから、真っ黒よ。」


ナイトちゃん:

「白さん……。」


白さん:

「そもそもこの断面って、フランボワーズとかイチゴ系の果物っぽくない?」


ナイトちゃん:

「ダメ!それいじょういうと、けされちゃう!」


白さん:

「えっ、消されたくないから、もう言わない……。」


ナイトちゃん:

「白さん、よのなかにはふれちゃいけないことがあるんだよ!」


白さん:

「ごめんなさい。」