多奈婆多

白さん:

「今日は七夕よー。」


ナイトちゃん:

「たなばたって、クガネやヤンサの辺りのお祭りだったよね。」


白さん:

「そうそう。竹に願いを書いた短冊を下げるのよ。」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんもお願いごと書くー!」


白さん:

「そう言うと思って、竹の鉢植を庭に用意しておいたよー。」


ナイトちゃん:

「さすが白さん、じゅんびがいい!」


白さん:

「さてと、お願いは何を書こうかなー?」

ナイトちゃん:

「ナイトちゃんは、これからもお肉がおいしく食べれますよーにって書いたー!」


白さん:

「じゃあわたしは、ナイトちゃんがわたしのダジャレで笑ってくれますよーにって書いておこっと。」


ナイトちゃん:

「えー、ナイトちゃんはいつもわらってるよー。」


白さん:

「ほんとー?まぁ、願い事が叶う人は、根が良い人だよね。わたしみたいに。」

ナイトちゃん:

「白さん……。」