白さん:
「ふーむ、なるほどねー。」
ナイトちゃん:
「白さん、なにがなるほどなの?」
白さん:
「この新聞の記事に、第六星歴最後の日~みたいな事が書いてあるんだけど、ナイトちゃん何してたか覚えている?」
ナイトちゃん:
「第六星歴最後の日ってことは、第七星歴の最初の日の1日前だよね?」
白さん:
「そういう事になるねー。第七霊災の最後の日でもあるねー。今から6年前だね。」
ナイトちゃん:
「ナイトちゃん、おぼえてます!」
白さん:
「おー、さすがナイトちゃん。」
ナイトちゃん:
「その日は、パパと朝からアルドゴート狩りに行って、取れたお肉をドライボーンの商人さんに売って……。」
白さん:
「ふむふむ……。」
ナイトちゃん:
「ドライボーンの酒場でパパとドードーオムレツたべたの!」
白さん:
「へー。」
ナイトちゃん:
「で、帰りにアマルジャ族に襲われたんだけど、パパがえいやってやってくれてね。」
白さん:
「ナイトちゃんのパパは強いのね。」
ナイトちゃん:
「アマルジャ族がアルドゴートの肩ロース落としていったから、それ拾って帰って、晩御飯は大山羊ステーキだったの!」
白さん:
「そんな1日だったのねー。」
ナイトちゃん:
「白さんは何してたの?」
白さん:
「わたしは冒険者部隊としてマーチオブアルコンズに参加してたよー。」
ナイトちゃん:
「えー! そうなの!? しゅごい! 有名人じゃん!」
白さん:
「有名人ではないわよー。」
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