遠見の角に好手あり

アウラちゃんがハウジングに遊びにきた


アウラちゃん:

「こんにちはー、お邪魔します。」


ナイトちゃん:

「アウラちゃん、いらっしゃい!ここに座って!」


アウラちゃん:

「はーい。この間はサンドイッチご馳走様でした。すごく美味しかったです。」


ナイトちゃん:

「でしょでしょ!なんか体力が増えた気がしない?」


アウラちゃん:

「そうですね?」


ナイトちゃん:

「むふふ~。」


アウラちゃん:

「ん?どうしたんですか?」


白さん:

「あら、アウラちゃんいらっしゃい。」


アウラちゃん:

「白さん、こんにちはー。お邪魔してます。」


ナイトちゃん:

「白さん、白さん!」


白さん:

「ん?」


ナイトちゃん:

「ごにょごにょごにょ……。」


白さん:

「あー。」


アウラちゃん:

「えっえっ?なんですか?」


白さん:

「この間、新聞にアウラ族は好きな人と角をこすり合わせるって書いてあったからね……。」

アウラちゃん:

「しっ知りませんよ、何ですか!もうっ!ジロジロ見ないでください。」


ナイトちゃん:

「ねぇねぇ、アウラちゃんも角でごしごししているの?」


アウラちゃん:

「何もしてませんよぉ……。」


ナイトちゃん:

「何もしてないんだってー、白さん。」


白さん:

「残念ね。」


アウラちゃん:

「何が残念なんですか!」