アウラ族が他種族を好きになると……?

白さん:

「ふーむ……。」

ギーギーギー!


ナイトちゃん:

「ふんふん~♪たぐりよするは~かのじょうけい~♪」


カンカンカン!


白さん:

「ナイトちゃん、ご機嫌ね。」


ナイトちゃん:

「白さん、新聞読みおわった?ナイトちゃん静かに待ってたんだよ!えらいでしょ!」


白さん:

「(静かに……?)えらいねー。」


ナイトちゃん:

「ふふーん!」


白さん:

「アウラ族って角をこすり合わせて愛情表現をするんだって。新聞に書いてあったけどナイトちゃん知ってた?」


ナイトちゃん:

「ほえー、そうなんだー。」


白さん:

「これ、アウラ族同士なら、角をこすり合わせる事ができるけど、アウラ族と異種族のカップルの場合はどうなるんだろうね。」


ナイトちゃん:

「どうなるのかなぁ?」


白さん:

「異種族なのに間違えて角をこすり合わせようとして、角が顔に刺さったらけっこう痛いよ。あの角硬いし!」


ナイトちゃん:

「あー、硬いよねー。」


白さん:

「アウラちゃんとか、角の先端が外側向いているから要注意だね。」


ナイトちゃん:

「きをつけなきゃ!」