ナイトちゃん：
「使うざいりょうは……、こちら！」
白さん：
「ガガナの卵、カーペンタークラブ、葛根、 椎茸、タケノコ、 出汁かな？」
ナイトちゃん：
「芙蓉蟹の芙蓉は、芙蓉のお花を現しているのー。白い芙蓉のお花に見立てて、卵の白身で作るよ！」
白さん：
「卵を黄身と白身にわけるのね。」
ナイトちゃん：
「白身は、角が立つまで泡立ててね！」
白さん：
「カシャカシャカシャカシャ……。」
ナイトちゃん：
「次にカーペンタークラブの下処理をしますねー。殻と筋を取り除いてね！」
白さん：
「蟹の殻ってけっこう硬いよね。」
ナイトちゃん：
「カーペンタークラブの下処理が終わったら、葛根、 椎茸、タケノコ、を細切りにしまーす。」
白さん：
「トントントントン……。」
ナイトちゃん：
「お鍋を強火で空焼きし、うっすら煙が出るくらいまで熱くするよ！」
白さん：
「これ、こんなに煙出てて危なくない？」
ナイトちゃん：
「ぜんぜんだいじょぶだよー。お鍋が熱くなったら油を引くね。」
白さん：
「けっこうたくさんの油を引くのね。」
ナイトちゃん：
「油分が少ないと美味しさ半減だからね！」
白さん：
「なるほどねー。」
ナイトちゃん：
「お鍋に蟹の身、葛根、 椎茸、タケノコを入れて軽く炒めるねー。いい香りになってきたら出汁を入れて中火で2～3分煮るの！」
白さん：
「美味しそうな匂いねー。」
ナイトちゃん：
「ここで、ナイトちゃんワンポイントアドバイス！隠し味に『料理酒』を入れると味に深みが出るよ！『料理酒』はアジムステップの素材屋さんで買えるよ！」
白さん：
「なるほど、勉強になるね。」
ナイトちゃん：
「塩、砂糖、こしょうを入れて味を調えて、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけるよー。」
白さん：
「材料に片栗粉ないよ？」
ナイトちゃん：
「白さん、こまかい！おいしさのためにはだきょうはゆるされないんだよ！」
白さん：
「ストイックだね。」
ナイトちゃん：
「泡立てた白身を投入して、よく混ぜまーす。」
白さん：
「全体が芙蓉の花のように白くなったね。」
ナイトちゃん：
「で、最後に真ん中に残った黄身を乗せて完成！」
白さん：
「白い花びらに黄色い雌蕊が、芙蓉の花を連想させる綺麗な料理だね。」
ナイトちゃん：
「もうナイトちゃん、おなかぺこぺこだよ！」
白さん：
「それじゃ、取り分けて食べようかー。」
ナイトちゃん＆白さん：
「それでは、いただきまーす！」
ナイトちゃん：
「かに！かにおいしいね！かに！」
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