しんでれら

ナイトちゃん:

「ねーねー白さん。」


白さん:

「なぁに? ナイトちゃん。」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんは、不思議だな~って思うの。」


白さん:

「ナイトちゃんは色んな事に疑問を持つよね。良い事だと思うよ。」


ナイトちゃん:

「まぁねー! 世の中はふしぎがいっぱいだからね!」


白さん:

「それで、今日の不思議は何なの?」


ナイトちゃん:

「なんかさー、暇なときって何もやること無くてとっても暇なのに、忙しい時って、やらなきゃいけない事がまとまって起こって、とっても忙しくならない?」


白さん:

「えっと……、やることが無いから暇で、やることが沢山有るから忙しいんじゃないの?」


ナイトちゃん:

「そうなんだけれど! そうじゃないの!」


白さん:

「そうじゃないのかー。」


ナイトちゃん:

「白さんのお仕事も、毎日まんべんなく有ったら楽ちんなのに、なんでか同じ時期にまとまって来るでしょ?」


白さん:

「確かにねー、グラカンがバタバタするとお仕事が来るけど、なんでか来る時期が重なるねー。」


ナイトちゃん:

「ドマに呼ばれたりアラミゴに呼ばれたりするときに限って、シドさんとこに呼ばれたりするやん?」


白さん:

「そうだねー。そういうバタバタしてるときに限って、ロウェナさんが『今までのトームストーンはもう流行遅れ! 新しいトームストーンがどこどこで取れるらしいから取ってきて!!』って言い出すしねー。」


ナイトちゃん:

「まとめて来るんじゃなくて、ちょっとずつ来たら忙しくならないのに、不思議だな~って思ってたの!」


白さん:

「その疑問を白さんが解決してあげようか?」


ナイトちゃん:

「えっ! 白さん、わかるの!?」


白さん:

「それは……。」


ナイトちゃん:

「どきどき……。」


白さん:

「大人の事情よ!!!!」


ナイトちゃん:

「えー!!!!」