笹の葉さらさら

白さん:

「ナイトちゃん、今日は七夕よ。」


ナイトちゃん:

「たなぼた?」


白さん:

「それは、棚から牡丹餅の短縮形ね!タナバタよ。」


ナイトちゃん:

「たなばたかー。たなばたってなに?」


白さん:

「七夕はひんがしの国の風習でね、星4月7日にだけ天の川で隔たれたOrihimeとHikoboshiは会う事ができるって伝説があってね。」


ナイトちゃん:

「ほうほう。」


白さん:

「その日に短冊にお願い事を書いて、竹笹に吊るす風習があるのよ。」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんもおねがいごと書く!」


白さん:

「よし、やってみようかー!短冊は、青、赤、黄、白、紫の5色から選んでね。」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんは、青にする!ナイトっぽいから!」


白さん:

「わたしは、赤が好きだから、赤にしようかな。」


ナイトちゃん:

「なに書こうかなー。」

ナイトちゃん:

「ナイトちゃんは、これからもお肉が美味しく食べられますようにーって書いたー。」


白さん:

「じゃあ、私は、ナイトちゃんが私のダジャレで笑ってくれるようになりますよーにーって書いておこう。」


ナイトちゃん:

「えー、せっかくのお願い、そんなのでいいの?」


白さん:

「ナイトちゃんと毎日一緒にいるとすごい楽しいし、他にお願いはないかなー。」


ナイトちゃん:

「そのお願いは一生かなわないのだ……。」