淋しい熱帯魚

ナイトちゃん:

「白さーん、ナイトちゃんは今日の夜はかえってこないの。」


白さん:

「どこ行くのー?」


ナイトちゃん:

「フレさんに誘われて、クガネの無地鼓座にいってくるの!」


白さん:

「ほうほう。」


ナイトちゃん:

「かえってくるの、日付かわった頃になっちゃうの。ごめんね!」


白さん:

「はーい、気を付けて行ってらっしゃーい。」


ナイトちゃん:

「白さん、だいじょぶ?」


白さん:

「え?なにが?大丈夫よ?」


ナイトちゃん:

「ひとりでご飯食べられる?」


白さん:

「適当にマケボで買ってきて食べるから、大丈夫よー。」


ナイトちゃん:

「ひとりで、さみしくない?」


白さん:

「わたしも、リーヴのお仕事やってくるから、帰り遅いし大丈夫よー。」


ナイトちゃん:

「そこは、ナイトちゃんいないとさみしい!って言って!」


白さん:

「ちなみに淋しいの読みは『さみしい』ではなく『さびしい』よ。」


ナイトちゃん:

「白さん!そういうところだよ!」