パッチ朗読会

21日の昼頃のお話


白さん:

「ナイトちゃん、今日の19時から世界は闇に閉ざされます。」


ナイトちゃん:

「日が暮れて、夜になるってこと?」


白さん:

「ちがうよー。常闇に包まれて、全ての光は遮断されるの。」


ナイトちゃん:

「えー! なにそれこわい!」


白さん:

「真っ暗な中で動くと物にぶつかって怪我をするから、世界中の人はその間寝ています。」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんも寝るの?」


白さん:

「でも、その常闇の中で唯一許されている行為が、神様のお告げを聞く事。」


ナイトちゃん:

「ゆるされるの!? 神様のお告げ? 神様ってはいでりん?」


白さん:

「今日の21時から、神様が明日以降の未来を予言してくれるのよ。」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんのダイエットの結果も予言してくれるかな?」


白さん:

「それは、ちょっとわからないなー。」


ナイトちゃん:

「ちなみに、それってほんと?」


白さん:

「それは、ちょっとわからないなー。」