吹き飛ばし無効

白さん:

「……………。」


ナイトちゃん:

「ふんふふーん、ふんふふーん♪」


白さん:

「…………。」


ナイトちゃん:

「白さん、どしたの? ナイトちゃんの顔に何かついてる?」


白さん:

「いやー、うーん……なんていうか……。」


ナイトちゃん:

「えっ、なになに!? いつも物事をハッキリ言いすぎちゃう白さんが、煮え切らない! 生煮え! ニンジンまだ硬いよー。」


白さん:

「でも言うとナイトちゃんを傷付けちゃうかもだし……。」


ナイトちゃん:

「えっ、白さんそんなひどいこと言うの……?? ばりぞうごんなの……?? こわ……。」


白さん:

「罵詈雑言なんて言わないよ! ていうか私、そんなこと言ったこと無いでしょ!」


ナイトちゃん:

「ないかー。」


白さん:

「ないよ!」


ナイトちゃん:

「そうだね。」


白さん:

「いやー、あのね。」


ナイトちゃん:

「うん。」


白さん:

「ナイトちゃん、太った? 顔まるくなってるし、ふともも、前よりモチモチよ。」


ナイトちゃん:

「……吹き飛ばし……。」


白さん:

「え?」


ナイトちゃん:

「ケフカのエアロガで吹き飛ばないようにしたの……。」


白さん:

「それ、鋼の意思でしょ!」