外を見るのは猫のお仕事

ナイトちゃん:

「あぁー、タイニークァールちゃんじゃないか~、きゃわいいなあ~、すっごくかわいいよ~。」


タイニークァール:

「(はなしかけないで)」


ナイトちゃん:

「んんー? クァールちゃん何してるのー? 窓の外みてるのー? おつかれさまだねぇ~ おしごとだもんねぇ~。」


タイニークァール:

「(……………)」


ナイトちゃん:

「なにが見えるのー? おうちに窓が増えたから外の監視が捗るね~。」


タイニークァール:

「(…いまいそしいからはなしかけないで。)」


ナイトちゃん:

「あっ! 鳥さんいるね! 鳥さん見てたのねー!」


タイニークァール:

「(うん、そう。だからいそがしいの。)」


ナイトちゃん:

「クァールちゃんは弱肉強食の世界で生きてるもんね~。百獣の王だもんね~。」


タイニークァール:

「(はいはい…、あ!!!)」


ナイトちゃん:

「あっ鳥さんこっち来た!」


白さん:

「ナイトちゃん、1人でなに喋ってるのー?」


ナイトちゃん:

「あっ白さんもこっち来た!」

ナイトちゃん:

「外に鳥さんが居るんだってー。」


白さん:

「はいはい。それじゃ、エウレカ行くよー。準備してね!」


ナイトちゃん:

「ほ……ほえぇぇぇ。」