しょんぼりした時は!

白さん:
「──はぁ……」


ナイトちゃん:
「!」


白さん:
「………………」


ナイトちゃん:
「し、しろさーん、どうしたのー?元気ないのー?」


白さん:
「うむー、ちょっとねー。」

ナイトちゃん:
「なになに! 大丈夫? ナイトちゃんがなんでも聞くよ!!」


白さん:
「ここのとこ目を付けてた商材に、ほかの人も目を付けてたみたいでねー。
 黙々と溜め込んでたのに、大暴落しちゃったんよー。」

ナイトちゃん:
「あー……、それはしょんぼりだねぇ……白さんの生き甲斐は金策だもんね……。」


白さん:
「べ、べつに生き甲斐ってほどじゃないよ!
 ちょっと人よりお金を貯めるのが好きなだけ!」

ナイトちゃん:
「それを生き甲斐って言うんだよー。」


白さん:
「はー、しょんぼりだわー。」

ナイトちゃん:
「じゃ、じゃあ、なんか美味しいの食べよう!」


白さん:
「え? いきなりどしたの? お昼ご飯さっき食べたよ?」


ナイトちゃん:
「これは晩ご飯のはなし!! なんかこう暖かいやつ食べよ!
 あったかいご飯食べると元気でるよ!! 白さん食べたいものある?
 ナイトちゃんがなんでもつくってあげる!」

白さん:

「カレー……。」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんはお鍋がしたいなー! 鶏鍋!!」


白さん:

「えー!? やっぱりナイトちゃんがお肉食べたいだけじゃない!?」