脱出ゲーム

ナイトちゃん:

「今日は、だっしゅつの日!」


白さん:

「へー、脱出の日ね。」


ナイトちゃん:

「だっしゅつの日なので、いまちまたでにんきのだっしゅつゲームをナイトちゃんがつくりました!」


白さん:

「あー、ハウジングを改造して、脱出ゲームをやっているところが人気だね。」


ナイトちゃん:

「なんでも、神様がこうりんするくらいにんき……。」


白さん:

「ナイトちゃんも脱出ゲームを作って、神様を召喚するのね。」


ナイトちゃん:

「それでは、白さんにやってもらいましょー!だっしゅつゲーム!」


白さん:

「よーし、頑張るぞー!」


ナイトちゃん:

「最初の部屋はここ!」


白さん:

「台所だね。」


ナイトちゃん:

「問題は、そこの紙にかいてあるよ。」


白さん:

「ふむふむ……えっと、ここに置いてある肉料理を全部食べよ……。」


ナイトちゃん:

「はい、こちらの高級ビーフシチューをめしあがれ!」


白さん:

「もぐもぐ、美味しいね。」


ナイトちゃん:

「おー、白さんせんしゅ、ぜんぶたべおわりました!かんしょくです!クリアー!」


白さん:

「ふー、ご馳走様でした。次の部屋は何かな?」


ナイトちゃん:

「次の部屋は、こちら!」


白さん:

「寝室だね。」


ナイトちゃん:

「問題は、そこの紙にかいてあるよ。」


白さん:

「ふむふむ……朝までゆっくり休め……と。」


ナイトちゃん:

「はい、まくらとおふとん!」


白さん:

「これは、脱出ゲームじゃなくて、普段の生活だね。」


ナイトちゃん:

「えー、だっしゅつゲームだよ。」


白さん:

「これ、朝まで寝たらどうなるの?」


ナイトちゃん:

「けんこーになるよ!」


白さん:

「そっかー、健康は大切だね。」


ナイトちゃん:

「白さんはもうとしだから、けんこーにきをつけてほしいね。」


白さん:

「歳じゃないよ!?」