ナイトちゃんもほしい

バイシャーエン:

「……ご紹介しましょう、【新生グンヒルドの剣】を!」


バイシャーエン:

「その爆炎こそ天下無双の魔術なり……飛将のゼヴェン!

 愛なき修羅道に華を散らさん……花嵐のイソルデ!

 極めし己が騎士道に迷いなし……羅刹のスタニック!

 命儚し華燭の如くされど永久の灯火にならん……熱拳のアギー!

 一撃必殺の技にすべてを託す嵐殺の武人……豪剣のヴェリボル!

 慚愧に堪えぬ現世にて懺悔せぬことこれ恥なり……鋭刃のブラズ!」


ナイトちゃん:

「どうもどうも、ナイトちゃんです。」


白さん:

「こんにちは、白さんです。」


ナイトちゃん:

「白さん白さん。」


白さん:

「ん……なに?」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんも、名前のまえにいろいろ言うのほしい!」


白さん:

「あー、二つ名ね。バイシャーエンさんに考えてもらう?」


ナイトちゃん:

「ナイトちゃんは白さんにかんがえてほしいなー。」


白さん:

「いつもぽやぽやしているけどやるときはやる……於菟のナイトちゃん!」


ナイトちゃん:

「おと……おとめ?」


白さん:

「於菟は、虎っぽい猫の事だね。ぱっと見た時は猫っぽくぽやぽやしているけど、やる時は虎のようにやる気になるって事。」


ナイトちゃん:

「おー、白さんしゅごい!」


バイシャーエン:

「あの……そろそろいいでしょうか?」