白さん:
「今日一日は、嵐みたいだから外出しない方がいいよ。」
ナイトちゃん:
「えー、でも畑にお水あげないと……。」
白さん:
「あぶないよ。この間の嵐でも、用水路の様子を見に行ったララフェルが行方不明になったし。」
ナイトちゃん:
「だいたいさ、雨がふってるのに、水あげないとスイカかれちゃうとかおかしない!?」
白さん:
「それは、わたしに言われても……ほら、コロッケ買ってきておいたから、これでも食べて。」
ナイトちゃん:
「白さん、あらしのときはいつもコロッケ買ってくるね。」
白さん:
「嵐の日にはコロッケを食べるのは、古くからの習わしだよ。」
ナイトちゃん:
「ならわしなら、しょうがにゃいかー。」
白さん:
「ほら、見て見て、すごい雨。」
ナイトちゃん:
「ほぁー、いっぱいふってるね。」
白さん:
「今週末までお天気悪いみたいだね。」
ナイトちゃん:
「よし、コロッケたべたから畑にお水あげてくる!」
白さん:
「結局行くの!?それじゃ、飛ばされないようにこの縄を腰に巻いて。はじっこをわたしが持っているから。あと、鋼の意思をしていくんだよ。」
ナイトちゃん:
「はがねのいしちゃんはいなくなってしまったのだ……。」
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